エアコン使用時の「エンジン負荷」を調べる!
毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。(^^ゞ
夏になると車のエアコンが大活躍しますが、今回は前々からずっと気になっていた「エアコンを使うとエンジンの負担がどのくらい増えるのか?」というのをVCDSケーブルを使って調べてみました。
<測定条件>
停止した状態(アイドリング中)でエアコンのスイッチを入れ、風量を1~4まで変えながらそれぞれのエンジン負荷(Engine road)を取得します。
また、エアコンのスイッチは、OFFからスタートして「風量2」⇒「風量4」⇒「風量3」⇒「風量2」⇒「風量1」と変えています。
<結果グラフ>
下が取得した今回取得したログをグラフ化したものです。冷却水温度と吸入空気温度は左側の軸、その他は右側の軸を参照します。
<分析>
エアコンを使っていない時のアイドリング中のエンジン負荷は「約17%」。そして、エアコンのスイッチを入れて風量を「2」にすると「約30%」まで上昇します。
さらに、風量を「4」にすると一瞬「40%」を超えてその後まもなく「約34%」に落ち着きます。
その後、風量を下げるごとにエンジンの負荷は下がり、一番弱い「風量1」にすると「約27%」まで下がりました。
備考・その他
なし
END