乾式7速DSGの正しい乗り方

VWゴルフのオーナーが乾式7速DSG車の乗り方を研究しているブログ

乾式7速DSG車は走行中にニュートラルにしても大丈夫?(1/2)

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走行中にニュートラルにしても大丈夫?

ここ最近、テレビゲームのし過ぎで重い肩こりが続いているゴルフマンです・・・。

その昔は、1日中テレビゲームをしていても「肩こり」になることはなかったのですが、この頃は1~2時間集中しただけで肩が凝るようになりました。おそらく、年を取ったせいで肩まわりの血流が悪くなってきているのでしょう。。。_| ̄|○

さっそくですが、今回は、以前から気になっていた「走行中にニュートラルに入れても大丈夫なのか?」と「走行中にニュートラルに入れるとDSGはどんな動きをするのか?」の2点をVCDSのログから解析してみました。

VCDSログ解析グラフ

では、早速解析グラフを見てみます。

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① 今回のクルマの動き

山道をゆっくりと走りながら、途中で適当にシフトレバーを「Dモード」から「ニュートラル」に入れています。その際、アクセルはニュートラルに入れた時は踏まないようにしています。それから、速度は60km/h以下を保っています。

② 解析・説明

オレンジ色のラインがギアポジションで、グリーンがクラッチ1(1,3,5,7速)、ブルーがクラッチ2(R、2,4,6速)になります。ギアポジションの目盛りは右側になります。

オレンジ色のラインが途中で途切れている部分は、ギアが「ニュートラル」入っているところですが、ギアがニュートラルに入るとクラッチ1と2はしっかりとグラフ下の「待機位置」に移動して休んでいるのがわかります。

また、走行中にシフトレバーを「ニュートラル」に入れた場合、MT車と同じようにエンジンの回転はアイドリングまで下がります。そして再び「Dモード」に戻すと半クラッチでショックを緩和しながら徐々にクラッチがつながり、エンジンの回転数が回復していつも通りにエンジンブレーキが効くようになります。

それから、ニュートラルのまま長く減速してみると、メーターパネルにあるギアポジションの表示は消えていますが、内部では速度に応じて普通にシフトダウンが行なわれているのがグラフからわかります。

まとめ

こうしてみると、時速60km/h以下で走っている限りですが、走行中にシフトレバーをニュートラルに入れても特に問題はなさそうです。

ただし、「Dモード」へ復帰する時にどうしても半クラッチが使われるので無駄にクラッチを消耗してしまいます。また、エンジンブレーキ時の燃料カットもなくなるので燃費も悪くなります。ですので、走行中のニュートラル走行はしない方が得策でしょう。

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vw-dsg.hatenablog.com

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