乾式7速DSGの正しい乗り方

VWゴルフのオーナーが乾式7速DSG車の乗り方を研究しているブログ

自分でVWゴルフのエンジンオイルを交換する方法と詳細手順

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VWゴルフのエンジンオイルを自分で交換

お疲れ様です。長い間ゴルフマンの身を守って間頑張ってくれる現在のゴルフ5に愛着を感じるようになりました。ここまできたら、走れなくなるまで乗り続けるのもありかもしれません。(^^ゞ

さて、前回のオイル交換から走行距離が25,000kmを超えたということで、いよいよ以前から自力(DIY)でやろうと考えていたエンジンオイル交換を実施することにしました。

~ 準備するもの ~

オイル交換におおよそ必要なものは以下です。

  1. エンジンオイル(3.6リッター)
  2. オイルフィルター(OF-VW-10 または OF-VW-11
  3. ドレンボルトのパッキン
  4. 持ち上げた車を固定するもの
  5. 廃油処理箱
  6. 工具類

※オイルフィルターは「OF-VW-10」、ドレンボルトは18mmです。
その他には・・・「気合」が少し必要かもしれません。(^^♪

~ 作業開始 ~

① 車を持ち上げる

まずは、ジャッキなどを利用して車体を持ち上げ、エンジンの下に上半身が入るくらいのスペースを作りますが、車に付属しているジャッキやホームセンターなどで買える安い油圧ジャッキだけで長時間持ち上げるのは危険なので、前輪をコンクリートブロックに乗せました。

こうして持ち上げれば、ドレンボルトを緩める時にも車体がグラつくこともなく、安全かつ安心して車の下に潜り込むことができます。

乗せ方は、前輪の少し前にコンクリートブロックを置いて、エンジンをかけてアクセルを踏まずに前進するだけです。

車載ジャッキと油圧ジャッキは万が一コンクリートブロックが割れた時に備えて補助的に入れてあります。

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この状態でエンジンオイルのレベルを確認したところ、最低に近いレベルにありました。次に25,000kmまで走る場合は途中でエンジンオイルをつぎ足した方が良さそうです。

※VWのロングライフエンジンオイルはアマゾンで購入しました。↓↓

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エンジンオイルのレベルをチェック

② オイルフィルターの交換

次に、オイルフィルターが入っている筒のフタを開けようとしたところで問題発生・・・手持ちのモンキーレンチ(最大30mm)では小さ過ぎてフタが回せないことが判明しました。せめてモンキーレンチがあと1mm開いてくれれば・・・残念。

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急きょ、近所のホームセンターで最大34mmのモンキーレンチ(約1,600円)を購入し、それで開けることになりました。予想しなかった出費です。

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新品のモンキーレンチで慎重に謎の黒い蓋を開けると・・・やはりオイルフィルターが入っていました。

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オイルフィルターはハメ込み式で黒い蓋に取り付けられていましたが、取り外した瞬間にあらかじめ準備しておいた新品のオイルフィルターとツメの形が違うことに気付きました。

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準備した新品はこちらですが、ツメの形がぜんぜん違います・・・・。ということで、オイルフィルターはそのまま元に戻して、新品への交換は後日となりました。

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ちなみに、黒い蓋の裏側はこんな感じになっています。

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③ エンジンオイルを抜く

車の下に潜り込んでエンジンオイルのドレンボルトを緩めます。ドレンボルト(18mm)は、そんなに固く締め付けられていないのでレンチの柄を手で「トントントン・・・」と軽く叩いて緩めることができます。

次に、ドレンボルトを少しずつ手回しして抜きますが、油断しているとちょっと熱めのオイルが一気に噴き出してくるので必ず押しながら緩め、完全にネジ山から外れたら最後は素早くボルトを抜きます。

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ドレンボルトを抜くと一気にエンジンオイルが飛び出してきます。エンジンオイルの大半はすぐに抜けますが、その後、残ったオイルが「ポタポタポタ・・・」と落ち続けるので30分ほど放置しました。

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これが、25,000km走った後のエンジンオイルです。コーヒー並みに黒くサラサラした感じで粘度もかなり低かったです。嫌な臭いはしません。

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④ ドレンボルトの取り付け

エンジンオイルが抜けたら外したドレンボルトを再び取り付けます。ボルトとパッキンを交換した方が良いみたいですが、一度きりでダメになるようなものには見えなかったので今回は再利用しました。その後しばらく走りましたが今のところ問題はありません。

※パッキンを交換する場合・・・汎用品で十分間に合うものなので、アマゾンやホームセンターで買うのも有りです。

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ドレンボルトはトルクレンチを使って締めました。ドレンボルトの締め付けトルクは20N.mです。

トルクレンチ

⑤ 新品のエンジオイルを入れる

ドレンボルトを取り付けたら新品のエンジオイルを入れます。ゴルフ5のエンジオイル量は、フィルター交換時で3.6リットルですので、3リットル(3缶)入れたとこで一旦オイルレベルを確認することにします。

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3リットル(3缶)入れた時点で軽くエンジンを回し、少し待ってからオイルレベルを確認したところ、ゲージの最低ラインまで入っていることがわかりました。

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その後、400ccほど追加してオイルレベルは上限になりました。これで、エンジオイルの投入は終了です。

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⑥ オイル漏れの確認

その後、しばらくエンジンをかけてオイルフィルターの蓋やドレンボルトからエンジオイルが漏れがないかを確認します。漏れがなければ、エンジンオイルの交換作業は完了です。

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備考・その他

オイル交換作業の重要ポイントは、車を持ち上げてしっかり固定するところです。自分の命に係わるところなので、ここだけは手抜きをしない方が良いでしょう。

交換に失敗したオイルフィルターは適合するものを入手次第あらためて交換する予定です。

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