乾式7速DSGの正しい乗り方

VWゴルフのオーナーが乾式7速DSG車の乗り方を研究しているブログ

8年前に購入した布製タイヤチェーン「スノーカバー」が大活躍

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

1.突然の積雪で「スノーカバー」が大活躍 

大変ご無沙汰しております。ここ最近はマイゴルフ5TSIの持病ではなく、強烈な首こりの痛みに悩まされているゴルフマンです。(~_~;)

さて、ここ数日の強い寒気の影響で全国各地の広い範囲で雪が降ってしまいましたが、今年は例年よりも早めの降雪となった地域も多く、「スタッドレスタイヤへの交換がまだ済んでいないので困っている…」という方も少なくないはずです。

実は、そういうゴルフマンも、今回は冬用タイヤに交換する前に雪に降られてしまった一人になりますが、ゴルフマンはこういう急な積雪に備えてトランクに「スノーカバー」という布製のタイヤチェーンを一年中常備しているので、突然の積雪でも車がスリップして動けなくなったことはありません。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

豪雪地帯に住んでいる方や、山間部に住居や勤務先がある方などスタッドレスタイヤが欠かせませんが、毎シーズン数える程度しか雪が降らない地域で暮らしている方は、布製タイヤチェーンがあれば十分でしょう。

ということで、今回はゴルフマンが8年間愛用している布製タイヤチェーン「スノーカバー」を紹介したいと思います。

2.布製タイヤチェーン「スノーカバー」とは?

「スノーカバー」はいわゆる布製タイヤチェーンと呼ばれる雪道用の滑り止めで、金属製やゴム製のように巻き付けるのではなく、くつ下のようにすっぽりとタイヤに履かせて(かぶせて)使用します。1セットに右曜と左用の2枚が入っています。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」
↑ ケースから取り出した状態

布製タイヤチェーン「スノーカバー」
↑ 全体がメッシュ構造になっているのがわかります

ゴルフマンは、この「スノーカバー」を今から8年前の2012年に2セット購入して積雪時に使用しています。なぜ、2セット購入したのかというと、それは、万が一破れてしまった時のためと、駆動する前輪だけでなく後輪にも取り付けた方がより安全になる「急な下り坂の凍結路面」に備えるためですが、これまでに2セット同時に取り付けたことはありませんので1セットはまだ新品状態です。

3.「スノーカバー」を購入した理由

この「スノーカバー」を購入した理由はいろいろありますが、一番の理由はやはりゴルフマンが住んでいる地域に降る雪の回数が大きく減って、スタッドレスタイヤに取り替える必要性を感じなくなってしまったからです。

毎日のように雪が舞うような地域に住んでいるなら別ですが、年に1~2回しか降らない平地であれば、プラスチック製や布製のタイヤチェーンだけで十分に間に合うと思います。

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↑ 中心からずれていても問題ありません

4.「スノーカバー」の使い方

取り付け方はとても簡単です。丸められてケースに入っている「スノーカバー」をサッと取り出してそのままタイヤにかぶせるだけです。特別な道具や工具は一切必要ありませんが、手が汚れるので手袋だけはした方が良いでしょう。

最初の1~2回は取り付けが少し難しいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえば1輪あたり3分程度で取り付けられるようになるので、実際に雪道で使う前に空き地などで取り付けの練習しておくと良いと思います。

取り外しはさらに簡単で、1輪あたり30秒程度で十分取り外すことができます。

4.1<取り付け方>

1.まず最初にタイヤの上の面にかぶせます。オレンジ色の部分がタイヤの走行面にはみ出ないようにするのがコツです。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

2.車を前か後ろに少し動かして反対側にもスノーカバーをかぶせます。スノーカバーのゴムは良く伸びるので取り付けに強い力は必要ありませんが、湿っているとずらしにくくなるので、慣れるまでは位置の調整に少し手間取るかもしれません。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

3.取り付けが終わるとこんな感じになります。中央から多少ずれていても走っているうちに自然に位置が修正されるので問題ありません。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

4.2<取り外し方>

1.タイヤの上面からスノーカバーを外します。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

2.車を少し後ろに移動すれば取り外しは完了です。※後ろに移動できない場合は前に移動します。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」

5.「スノーカバー」を使った感想

布製なので金属製やプラスチック製のタイヤチェーンのような振動はなく、まるでスタッドレスタイヤを履いているような感覚で運転することができます。

これまでにいろいろな雪道を走りましたが、新雪はもちろん、シャーベット状の雪や、圧雪、アイスバーン気味の雪道にもガッチリ食い付き、空転しやすい上り坂道での発進も心配ありません。アイスバーンの食い付きはスタッドレス以上かもしれません。

経年劣化で硬くなったり、すり減ったスタッドレスタイヤで走るよりも、この「スノーカバー」を使った方が断然安全です。

走行できる最高速度について説明書には「40km/hまで」と書かれていますが、一定のスピードで巡行できる直線道路であれば 50~60km/h で走っても切れたり破れたりすることはありません。

布製タイヤチェーン「スノーカバー」
この程度の雪道は余裕で走れます

6.「スノーカバー」の弱点

これは布製なので仕方ありませんが、「スノーカバー」には雪がない路面を走り続けると布がほつれて傷んでしまうという弱点があります。

なので、取り付けと取り外しをこまめにしなければなりませんが、逆に、この取り付けと取り外しさえしっかりとこまめにしていれば、布自体が経年劣化で破れるまで何年でも繰り返し使用できるので、コストパフォーマンスはかなり高いといえます。

7.注意点・その他・備考など

雪道や凍結路での食い付きには問題のない「スノーカバー」ですが、走行中は「スノーカバー」を取り付けていないタイヤが「夏用ノーマルタイヤ」だということを絶対に忘れてはいけません。

このことを忘れてスピードを出したり、急なハンドル操作やブレーキ操作をすると、スノーカバーが取り付けられていない側のタイヤが滑って、大変なことになってしまいますので・・・それでは・・・。

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