うっすらと曇っているマイゴルフ5TSIのヘッドライト
1.経年劣化の定番はヘッドライトの黄ばみと曇り
管理人のゴルフマンです。いよいよVWのゴルフシリーズも8代目が登場しましたが、12年落ちのマイゴルフ5TSIはとにかく絶好調。買い換えはまだまだ先になりそうです。
さて、長い間同じ車を所有していると、どうしてもあちらこちらに経年劣化による痛みが生じてきますが、その中でも必ずといって良いくらいに発生する定番の経年劣化が「ヘッドライトに使われている透明レンズの黄ばみや曇り」です。
この黄ばみや曇りが目立ってくると、どんなにボディがきれいでも「古い車」の臭いがプンプンただよってしまうので危険です。
中のバルブが見えなくなるほど白くならないうちに、何とか回復したいものです。
2.原因と対策
ヘッドライトの黄ばみのおもな原因は紫外線による日焼け、曇りのおもな原因は走行中にヘッドライトに当たる砂ぼこりやチリなどによる細かい擦り傷です。
新車時はヘッドライトにコーティング剤が塗ってあるので、しばらくの間は何もしなくても紫外線や擦り傷から保護されていますが、風雨にさらされているうちにコーティングは取れてしまい、やがて黄ばみや曇りが発生します。
黄ばみと曇り対策は、なるべくヘッドライトを太陽の光に当てないようにすること、砂ぼこりが舞うような道路を走らないようにすることですが、あまり神経質になってしまうと車には乗れなくなってしまうので限界があります。
なので、そろそろ時期が来たな・・・と感じたらカー用品店などで買える「コーティング剤」を定期的に塗ってヘッドライトを保護するとよいでしょう。
3.市販のヘッドライトクリーナーを使ってみる
ヘッドライトの曇りと黄ばみは、カー用品店で販売しているヘッドライトクリーナーなどで磨けばある程度落とすことができます。ただし、クリーナーで磨いて落ちる曇りや黄ばみは表面にあるものだけです。内部に入り込んだ曇りや黄ばみは取れませんので、その場合は軽減する程度になります。
<作業手順>
まず、曇りと黄ばみを落とすヘッドライトクリーナーを準備します。今回は「JOYFUL くすみ解消ヘッドライトクリーナー(J-208)」を使用します。
次に、ヘッドライトクリーナーをヘッドライトに塗りますが、その前に必ずヘッドライトクリーナーをよく振ってください。
付属のスポンジにヘッドライトクリーナーを付けます。付ける量はちょっとずつでも構いませんが作業に時間がかかるので、なるべく多めに付けた方が良いでしょう。
クリーナーを付けたスポンジでヘッドライトを磨きます。クリーナーは意外と水っぽいのであちこちに飛び散ります。服に付かないように注意してください。
ヘッドライトのフチ部分を磨くとクリーナーがボディーにも付きますが、乾燥すればワックスのようにサッと拭き取れるので心配は要りません。
ヘッドライト全体をひと通り磨き終えたら乾燥したタオルで乾拭きをして作業終了です。
うっすらとあった曇りはほとんど取れてヘッドライトの内部がクッキリ見えるようになりました。黄ばみはうっすらと残っていますが、これはヘッドライトの素材(ポリカーボネート)全体の日焼けによるものなのであきらめましょう。
4.備考・その他
ヘッドライトレンズの曇りや黄ばみが酷くなると、前方を照らす光量が少なくなるので夜間の走行が危険になります。
また、ヘッドライトのレンズに曇りがあるとヘッドライトの光が広く拡散してヘッドライトが全体的に眩しくなるので、対向車や前方の車に迷惑がかかります。
安全やトラブル防止のためにも、ヘッドライトのレンズは常に透明感のあるクリアーな状態に保ちたいものですね。
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