1.VWの「ゴルフ」という車
管理人はこれまで「小排気量の車は非力で遅い」というイメージしかなく、胸のすくような加速を感じるには、最低でも 2000㏄ クラスのスポーツカーに乗らなければ無理だろうと思っていましたが、現在の愛車である「ゴルフ5TSI」に初めて乗った時にその考えが間違っていたことに気が付きました。
なぜなら、ゴルフ5のシフトレバーを「Sモード」に入れてグッとアクセルペダルを踏み込んだところ、まるで後ろから何かに蹴られたようにゴルフ5が力強く加速したからです。
管理人は1000ccのバイクにも乗っているので強い加速には慣れているつもりですが、バイクの引っ張られるような加速とは違う、後ろから背中を押される強い加速はこれまで味わったことがなかったので、この何ともいえない不思議な加速感に驚きました。
しかも、車はゴルフ5の中でも最もグレードが低く、走りよりも燃費を重視したタイプです。「最低グレードの車は燃費が良いだけでつまらない」という今までの自分の常識は完全に崩れました。
やはり、基本的なものが国産のハッチバック車とは違っているようです。
2.VWゴルフは運転が楽しい理由
① 乾式7速DSGが優秀
ゴルフはトランスミッションに乾式7速DSGを採用しています。
そのため、日本で主流のトルクコンバーター式AT車でよく感じる「アクセルをグッと踏んでもエンジンの回転が上がるだけですぐに加速しない…」という違和感がありません。
アクセルを踏んだその瞬間からスーッと加速してくれるので、マニュアル車と同じようにキビキビと走ることができます。
② 安定感がある
また、走行中の安定感も素晴らしいの一言です。
車体の剛性が高いので走行中にフワフワすることがありません。
どんな速度でも路面にベタっと吸い付いてくれるので、安心感があり長距離ドライブでもあまり疲れません。
やはり、法廷最高速度がないことで知られている、ドイツの「アウトバーン」を走ることを想定して設計されているので、安定感が高いのでしょう。
③ ブレーキが良く効く
ブレーキもかけ始めから良く効きます。
また、ペダルが軽いので楽にブレーキをかけられます。VWゴルフのブレーキに慣れると、国産の車のブレーキが重くて効きが悪いと感じるようになります。
④ コーナリングが楽しい
もちろんコーナリングも優秀です。コーナリング中もしっかりと安心感があります。
また、前後4本のタイヤが路面に接地している感覚が手に取るようにわかるので、少し高めのスピードになっても焦ることなく対処できます。
⑤ 燃費がいい
ゴルフは、乾式7速DSGトランスミッションのおかげで伝達効率が高く、燃費性能にも優れています。信号の少ない平坦な田舎道なら、ガソリン1リッターで楽に「20km以上」は走ってくれます。
3.まとめ
VWのゴルフという車は「良く走って、良く曲がって、良く止まる」だけでなく、「燃費」のことまで考えて作られたとても優秀な車です。
いろいろほめ過ぎてしまいましたが、これは、宣伝ではなく私が自家用車を国産CVTハッチバック車から、乾式7速DSG車の「VWゴルフ5TSI」に乗り換えて感じたことです。
今後車の買い替えを予定していて、VWの乾式7速DSG車を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
END