乾式7速DSGの正しい乗り方

VWゴルフのオーナーが乾式7速DSG車の乗り方を研究しているブログ

エンジン始動時の異音(ガラガラ…)の原因はタイミングチェーンの伸びではなかった

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持病のその後…

大変ご無沙汰しております。このところ何かと忙しく記事を追加する気力がなかったゴルフマンです。

その後の持病(低速時のギクシャク)の状態についてですが、どうも、DSG内部の部品同士が馴染んできたようで、その発生率は大きく下がったまま安定しています。

以前は、クルマを停止する間際になると頻繁に「カシャカシャカシャ・・・」とやってましたが、現在はエンジンが冷えている時に少し出る程度で、エンジンが暖まればまず出ません。

ということで、完治こそしていませんがとりあえずは安心といったところです。

今度はエンジンから謎のガラガラガ音が・・・

それはさておきまして・・・

実は、昨年の秋の終わりくらいからなのですが、2回に1回程度の割合でエンジンを始動してから数秒間だけ、エンジンルームの方から「ガラガラガラ」というか「ゴトゴトゴト」と、少し大きめの気になる異音が聞こえるようになりました。

よく、エンジンのファンベルトなどが摩耗すると、エンジン始動時にベルトが滑って「キュルキュルキュル~~!」と大きな音を出すことがありますが、今回のような硬いもの同士がぶつかるような音が出るのは、あまり聞いたことがありません。

タイミングチェーンの修理費用は15万円超え・・・

「これはマズイかもしれないぞ…」ということで、すぐに症状をキーワードにグーグルで検索すると、この「ガラガラ」という異音は、エンジンのタイミングチェーンが伸びてくると発生する音で、そのまま放っておくとエンジンの異常を知らせるランプが点灯し、そのまま走行不能になる場合がある・・・という情報が見つかりました。

音だけならまだしも、走行中に止まってしまうのはとても危険です。

すぐに修理しようかと迷いましたが、おおよその修理費用をネットで調べてみたところ、決して「安いね!」とは言えない15万円超え・・・。

さらに調べた結果、「ガラガラ」音も数秒間で消えるうちは心配ないという情報もあったので、しばらく様子を見ることにしました。


タイミングチェーンはエンジン内部の左側にあるらしい・・・

点検の結果・・・まだ大丈夫らしい

そんなこんなで、2ヶ月ほど始動時のガラガラ音を放置していたのですが、エンジンオイルの交換時期がやってきたので、ついでにタイミングチェーンの伸び具合を確認してもらったところ、意外にも「まだまだ大丈夫ですよ~」との回答。ちょっと拍子抜けしましたが、しばらくこのまま様子を見ることにしました。

オイルを交換したら音が出なくなった

その後、オイル交換から2ヶ月ほど経ちましたが、ガラガラ音が出たのはエンジンオイル交換後間もなくの2~3回だけで、それ以降はまったく出なくなりました。もちろん、エンジンの始動も調子もすこぶる良好です。

~ まとめ・その他 ~

エンジンオイルを交換後、間もなくしてからガラガラ音がしなくなったことを考えると、異音の原因は「エンジンオイルの劣化」だった可能性があります。

これは推測ですが、エンジンオイルは劣化すると潤滑性が落ちるので、タイミングチェーンのバタつきを抑えている装置(テンショナー)の動きが悪くなったのかもしれません。

一応、フォルクスワーゲンの純正オイルは、最高で2年間または 20,000km まで使い続けることができますが、日本はドイツに比べて気温が高く夏も異常に蒸し暑いので、オイルの劣化も少し早くなる可能性があります。

そう考えると、エンジンオイルは限界よりも少し早め(75%)の1年6ヶ月、15,000km 付近で交換しても良さそうですね。

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END