乾式7速DSGの正しい乗り方

VWゴルフのオーナーが乾式7速DSG車の乗り方を研究しているブログ

下り坂で「エンジンブレーキが強く効き過ぎる」と感じた時の対処方法

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エンジンブレーキが効きすぎる

ご無沙汰しております。いろいろと予定が重なり記事の投稿が遅くなってしまっているゴルフマンです。

持病のブルブルについては、前回から特に大きな変化はありませんでしたので今回の報告はありませんが、また目立った変化があり次第報告しますので・・・。

さて、みなさんは「Dモード」で長い下り坂をブレーキを少しずつ踏みながら下っている時に、アクセルを踏んでいないにもかかわらず、急に「グォーーーォ!」とエンジンの回転が上がって、その騒音や振動で驚いてしまったことはありませんか?

これは、下り坂で「クルマのスピードが上がらないようにするため」と「ブレーキの負担を減らすため」に、クルマが自動的にギアを下げてエンジンブレーキを効かせた時に発生する騒音や振動なので、決してクルマにトラブルが起きたわけではありません。

そのまま下り坂を走り終えて、道路が平坦になればエンジンの回転数はいつもの状態に戻りますが、下り坂の角度によってはこのエンジンブレーキが強く効き過ぎてしまうので、返ってクルマのスピード調整が難しくなってしまう場合があります。

対処方法は「MTモード」

そんな時、ゴルフマンはどうするかというと、エンジンの回転が上がっている状態のままシフトレバーを「MTモード」に入れて、「+」方向に1回(場合によっては2回)動かし、ギアを上げてエンジンの回転を2000~2500回転くらいにまで下げています。

こうすると、多少ブレーキの負担は増えますが、エンジンの回転は下がって車内は静かになり、アクセルを踏まずにブレーキだけで車速をコントロールできるようになります。

まとめ・注意点

ただし、この方法を利用する場合に十分に注意して欲しいことが2つあります。ひとつは、間違ってレバーを「-」方向に動かさないことです。これをやってしまうと、エンジンの回転が逆に上がってしまい、「エンジン音」も「エンジンブレーキの効き」も増大してしまいますし、雨や雪で路面が滑りやすい場合は、急なエンジンブレーキで走行のバランスを崩してしまう危険性があります。

もうひとつは、逆にギアを上げ過ぎないことです。ギアを必要以上に上げ過ぎるとエンジンの回転数が下がるためエンジンブレーキがほとんど効かなくなり、スピードが出やすくなってフットブレーキに過度の負担がかかってしまいます。

昔に比べて、最近の車はフットブレーキの使い過ぎによるトラブル(ペーパーロック現象)は起こりにくいと思いますが、万が一のことを考えてエンジンブレーキは程よく効かせておいた方が安全です。

END